2017年の1月にドラマ化が決定した『東京タラレバ娘』。

 

これは漫画が原作であり、東村アキコ先生が今も連載している作品です。

 

『東京タラレバ娘』の第6巻の内容と感想の記事になります。

 

以降はネタバレとなりますので、ご了承ください。

 

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第20話・缶詰女

早朝から、鎌田倫子、香、小雪はカフェに集まりました。

 

第4出動をはるかに越える緊急性の高い議題でした。

 

香に生理がこないのです。

 

今にも泣き出しそうな香をなだめ、とりあえず小雪が代わりに検査薬を買ってきましたが、香は使いたくないと言い出します。

 

涼ちゃんに嫌われるのが怖かったからです。

 

自分がセカンド女だから・・・。

 

その後、いつものように涼ちゃんに会いに行っているとき、カバンに入っていた検査薬を見られてしまいます。

 

「私、どうしたらいい?」

 

すると、涼ちゃんの口から意外な言葉が飛び出してきました。

 

「香の好きに決めていいよ。オレ、責任とるから」

 

ふたたび鎌田倫子と小雪を呼び出した香は、このことを報告。2人とも、あっけに取られたような顔をしていました。

 

「で、子供できてたの?」

「今から調べてみる」

 

ようやく勇気が持てた香は、トイレで検査することになりました。

 

その結果は陰性でした。

 

鎌田倫子と小雪は、ほっとしました。

 

ところが、香は涙を流し始めました。

 

「あたしさ、自分が今、ほっとしてるのか、がっかりしてるのか分かんないんだよ」

 

鎌田倫子と小雪は、かけてあげる言葉が見つかりませんでした。

 

香は病院でも検査を済ませ、そのことを涼ちゃんに報告しました。

 

「よかった!マジあせったー!」

 

涼ちゃんは、心の底から安堵した表情をみせました。

 

「あたし、子供欲しい」

「いやいやいやいや。今回ので分かったけど、やっぱオレ、まだ父親になる覚悟ないわー」

 

笑顔のままで頷く香でしたが、その心にはぽっかりと穴が開いていました。

 

そのとき、マンションの呼び鈴が鳴ります。

 

相手はKEYで、涼ちゃんにお土産を持ってきたようでした。

 

香が代わりにドアを開けると、「何やってんだよ、アンタこんなとこで」といつものように冷たく言い放たれました。

 

さらに、香の目が覚めるように、衝撃の事実を突きつけます。

 

「お前はセカンドじゃなくてサードだ」

 

覚悟を決めた香は、バッグも持たずに走り出しました。

 

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『出典:漫画東京タラレバ娘6巻』

香は涙を流しながら走りましたが、決して振り返ることはしませんでした。

 

第21話・焦げつき女

父親にバレて、不倫をやめると口では言った小雪でしたが、父親が店に立たないときは、こっそり丸井良男を居酒屋『呑んべえ』に呼んでいました。

 

いつものように楽しく団らんしていると、鎌田倫子と香がやってきました。

 

寂しくとも自由を手に入れた香は、丸井良男に対して絡みます。

 

丸井良男は笑って済ませると、先に帰ってしまいます。

 

小雪が送ると、「仕事終わりに会えない?」と尋ねられます。

 

いつも使っているホテルでは、時間的に難しいのですが、「家なら大丈夫かなって・・・」と提案されました。

 

つまり、不倫相手の妻が住んでいる自宅・・・ということです。

 

別居中であっても、それはルール違反でした。

 

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『出典:漫画東京タラレバ娘6巻』

しかし、急な土砂降りの天気となり、鎌田倫子と香は帰ってしまいます。

 

他のお客さんも来ない様子だったので、店を閉めようかと思ったとき、丸井良男が傘を差さずにやってきました。

 

結局、仕方ない・・・という言い訳で自分を正当化し、丸井良男と半日を過ごすことになります。

 

次の日、早朝から訪問者がやってきてしまいます。

 

それは、丸井良男の姉でした。

 

妻の織乃が緊急帝王切開をするために、呼びに来たのです。

 

「あなた、そういうことだから。お帰りになって」

 

小雪が外に出ると、空には見事な虹がかかっていました。

 

小雪は、虹にお願いをしました。

 

「私、仙人のように生きたい。仙人のように、煩悩からも不安からも淋しさからも解放されて、心穏やかに生きていきたいです」

 

自分は冷静だと言い聞かせ、気持ちが燃え上がり過ぎないように火力を調整していたはずが、下はすっかり焦げてしまっていた小雪でした。

 

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第22話・レンチン女

鎌田倫子は、昨夜、事務所で起こっていた出来事をマミに尋ねていました。

 

実は、まったく見知らぬ男性と接吻していたのです。

 

「だから、別れちゃったんですよー。早坂さんと」

 

かつて、早坂ディレクターは鎌田倫子にフラれた男性でした。

 

現在はそれなりにいい男になっており、鎌田倫子がちょっと期待していた矢先、マミと付き合ってしまった人物でした。

 

自由奔放のマミとは、そもそも合わないような優しい男性だったのです。

 

その夜、このことを香と小雪に話すと、チャンスだと言い出します。

 

実は、早坂ディレクターがドラマの打ち上げで、居酒屋『呑んべえ』を使いたいと申し出ていたのです。

 

弱っている男性を射止める・・・それが香と小雪の作戦でした。

 

結局、ドラマ陣が居酒屋『呑んべえ』で打ち上げをすることになりますが、人手不足なので、鎌田倫子、小雪、早坂ディレクターも手伝うことになります。

 

ドラマ陣の中には、KEYの姿もありました。

 

いつもとは違い、共演者の女優・真田にニコニコしながら喋っており、はたから見ていた鎌田倫子には驚きの光景でした。

 

「現場だと、いつもあんな感じですよKEYさん」

 

そう教えてくれたのは、早坂ディレクターでした。

 

鎌田倫子は、早坂ディレクターと話すきっかけができました。

 

もちろん、マミとの失恋の話です。

 

「早坂さん。この打ち上げ終わったら、どっか飲みに行きます?」

 

見事、連れ出すことに成功した鎌田倫子は、タクシーに乗るとき、ふと振り返ります。

 

KEYがこちらを見ていました。

 

『フッ・・・見てたな』

 

ようやく、優越感を味わうことができた鎌田倫子は、年下のことはきっぱりと忘れ、早坂ディレクターと楽しくお酒を飲みました。

 

そして帰り道、「僕、やっぱりもうおじさんなんですかね?」と尋ねられます。

 

それを言ったら、自分もおばさんだと言い返すと、早坂ディレクターは酔いがさめたようにはっきりとこう言いました。

 

「倫子さんは、全然おばさんなんかじゃないです!10年前と何も変わってない」

 

鎌田倫子は、10年前のときの映像がフラッシュバックしました。

 

それが治まっているときには、自分から早坂ディレクターにキスしていました。

 

早坂ディレクターは、「酔っていないときに、また電話します」と言い残し、帰っていきました。

 

鎌田倫子は、確信しました。

 

レンジでチンする冷凍食品は最高品ではなくても、熱々にすれば食べられる・・・・。恋も、もう1度、火がつけば大丈夫だと。

 

次の日、鎌田倫子が早坂ディレクターに連れて来られたのは、会員制のBARでした。

 

実は、早坂ディレクターも来るのは初めてでした。

 

人に教えられた店だったので、ここまでオシャレで高そうだとは知らず、ちょっとドキドキしていました。

 

すると、スタッフが現れ、「お待ちしておりました。個室へご案内します」と誘導されます。

 

個室の予約などしていなかった早坂ディテクターは不思議に思っていましたが、その部屋に入ると、店を教えてくれた人物が座っていました。

 

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『出典:漫画東京タラレバ娘6巻』

 

KEYがまた、鎌田倫子の恋愛を邪魔しにきたようでした。

 

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