『東京タラレバ娘』漫画の第2巻の内容と感想の記事になります。

 

以降はネタバレとなりますので、ご了承ください。

 

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第5話・戦線離脱女

箱根の旅館でKEYと泊まった鎌田倫子は、朝、目覚めるとKEYがいないことに気づきます。

 

とりあえず、冷静に1人で考える時間ができた鎌田倫子は、電車の中で昨日のことを思い出していました。

 

夢のような気がしていましたが、やはり現役モデルのKEYと関係を持ってしまったことを今更ながらに気づきます。

 

当然、居酒屋『呑んべえ』で香と小雪に相談します。

 

常連客にも聞こえるような大声で秘め事を聞かれ、鎌田倫子はちょっと後悔気味です。

 

「で、どうすんの?付き合うの?」

 

香と小雪にそう聞かれ、鎌田倫子は「え、付き合えるの?」と尋ねてしまいます。

 

女子会ばかりしていた鎌田倫子にとって、どうすれば恋愛に発展するのか、まったく思い出せずにいました。

 

結局、KEYの気持ちは分からないままでした。

 

遊ばれたのか、魔が差したのか・・・。

 

すると、香が「何もないよりマシじゃない?」と言いました。

 

確かに、今まで浮いた話もなかったのでは事実です。

 

しかし、いくらマシを数えたって、鎌田倫子は全然幸せとは思えませんでした。

 

『愛』が欲しいのだから。

 

例のごとく、カラオケでモヤモヤを発散させていると、KEYがやってきました。

 

どうやら、居酒屋『呑んべえ』の大将に、ここにいることを教えてもらったようでした。

 

「昨日の今日でベラベラ人に喋ってんじゃねーよ。最低だよ、アンタ」

 

それだけ言うと、KEYは帰ってしまいました。

 

女子会という『ぬるま湯』に浸かり過ぎて、戦場のルールを忘れてしまった鎌田倫子。

 

足がすくんで動けない、傷つくのが怖い、人を好きになるのが怖い・・・。

 

私たちはもう、戦えないのかもしれない・・・。

 

第6話・回転寿司女

香は、1人で回転寿司ランチを楽しんでいました。

 

10年間、出会いがないとボヤき続けていた香にとっては、鎌田倫子とKEYの話が羨ましくてなりませんでした。

 

恋愛の話を聞かされていると、元カレの涼ちゃんのことを思い出していました。

 

売れないバンドマンでも、若さでなんとかなると信じていたあの頃。

 

しかし、結局は結婚を考えられず、健気に支えることができませんでした。

 

香のほうが浮気をしてしまい、別れてしまいました。

 

そんなことを思っていたある日、BUMKEY,S(バンキーズ)のライブに行くことになります。

 

KEYがPVで何度も出ている人気バンドであり、仕事の関係者として鎌田倫子が行くことになったので、香と小雪もついていくことになります。

 

そこにいたギタリストは、紛れもなく元カレの涼ちゃんでした。

 

関係者の立場を利用し、楽屋で2人は再開します。

 

涼ちゃんは怒っているどころか、香にとても感謝していました。

 

ここまできたのは香のおかげだと言い、抱きしめて「愛しているよ、香」とまで言ってくれました。

 

すると、楽屋に綺麗な女性が入ってきました。

 

それは、今カノでした。

 

香は忘れていました。ミュージシャンの『愛している』は、歌詞のように口にすることを。

 

回転寿司で皿を取り残せば、次の人が皿を取る。それは恋愛でも同じことでした。

 

浮気して違う皿を取ってしまった香には、涼ちゃんの皿は遠くへといってしまったのです。

 

第7話・〆鯖女

小雪が居酒屋『呑んべえ』の準備をしている最中でも、鎌田倫子と香は飲みに来ていました。

 

2人で傷のなめ合いをしており、小雪はため息をつきました。

 

ふと、青じその注文をし忘れたことに気づき、2人を置いて買い出しに出かけます。

 

その途中、KEYが花を買って墓参りするところを目撃します。そのときは、声をかけませんでした。

 

戻ってくると、見知らぬサラリーマンがいました。

 

実は、小雪が出て行った間、茶色い昆虫が出没したようで、鎌田倫子と香が助けを求めて無理やり連れてきたようです。

 

小雪は友人の無礼を誤り、ビールをサービスしました。

 

ふと、そのサラリーマンがタイプの男性であることに気づきます。

 

無邪気に笑う子供っぽいサラリーマンに、小雪は一目惚れしてしまいます。

 

名は丸井良男といい、話せば話すほど好きになっていきました。

 

その間、客としてKEYと涼ちゃんがやってきます。

 

鎌田倫子と香は嫌な顔をしますが、結局4人で飲むことになってしまいます。

 

雑談の中で、KEYの本名が鍵谷ということも聞きました。

 

料理を持ってきた小雪は、KEYに墓参りのことを尋ねました。

 

すると、急用を思い出したと言い、KEYは帰ってしまいます。

 

その理由を考えていると、丸井良男が会計をするために席を立ちます。

 

「また来てもいい?」と尋ねられ、小雪はそこを指定席にすると言います。

 

2人は、すでに両想いでした。

 

次の日、落ち着いたところで飲んでいると、付き合うことを提案されます。

 

しかし、そこには1つの条件がありました。

 

「オレ、結婚しているけどいい?」

 

別居しているとはいえ、それは不倫でした。

 

結局、小雪は丸井良男と付き合うことになります。

 

その時になって、小雪は初めて気づきました。

 

鎌田倫子と香のことを、どこか他人事のように見ていた自分も、30代の女性だったことを。

 

サバサバしたフリして、本当は誰よりも生臭い〆鯖女だったことを・・・。

 

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第8話・パンチドランカー女

夜まで待てず、鎌田倫子と香は、小雪をカフェに呼び出します。

 

丸井良男と付き合うことになったと聞き、2人は子供のようにはしゃぎました。

 

そして、結婚していると聞き、2人はうなだれてしまいます。

 

すると、香も涼ちゃんの部屋に行ってしまったことを打ち明けます。

 

誰もが傷ついているタラレバ娘たちですが、そんなときにもKEYとすれ違います。

 

また、一輪の花を持っていました。

 

墓参りを隠すためか、その花を鎌田倫子にあげてしまいます。

 

次の日、香は理由を知るため、涼ちゃんに尋ねてみます。

 

昔、亡くなった年上の女性かもしれない・・・と、涼ちゃんは答えました。

 

居酒屋『呑んべえ』で報告を聞いた鎌田倫子は、一夜をともにした男性であるにも関わらず、何も知らなかったことを痛感します。

 

ふと、視線をカウンターに向けると、丸井良男と小雪が楽しそうに話しています。

 

そして、目の前の香は元カレに会う毎日・・・。

 

もしかしたら、彼が別れてくれるかもしれない。そして私を選んでくれれば・・・。

 

私たちは、まだタラレバを言い続ける気なのだと、鎌田倫子はそう思いました。

 

そして、はたと気づきます。

 

これらは愛ではなく、リングの上でサンドバッグになって、ボコボコに殴られているだけなんだと。

 

結婚という結末でなければ、女性はリングから降りることができないのだと・・・。

 

リングから降りたくても降りられない私たちは、哀れなパンチドランカーなのだと気づいてしまうのです。

 

『東京タラレバ娘』第2巻の感想

感想は、こちらの記事で紹介しています▼

【東京タラレバ娘】第2巻で東村アキコが伝えたかったことは?

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