ドラマ化で注目が集まっている『東京タラレバ娘』。

 

その第5巻の各章で、原作者の東村アキコさんが何を思って描いているのか、考察していきます。

 

なお、個人的な考察のため、実際の解釈とは異なる場合もありますのでご了承ください。

 

また、第5巻の内容はこちらの記事で紹介しています▼

【東京タラレバ娘】マンガ第5巻のあらすじやネタバレ

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第16話『ドロドロ女』の感想

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『出典:マンガ東京タラレバ娘5巻』

女のケンカが表現された章となります。

 

原因は、鎌田倫子がKEYに拒絶されたことでした。

 

2人の飲みをセッティングしたのは、香と小雪です。

 

KEYは、女性同士がつるんで盛り上がり、その感じで近づかれても警戒するだけ、と突き放したのです。

 

鎌田倫子はあろうことか、それを口ゲンカ中に香と小雪に話してしまいます。

 

まるで、2人のせいでフラれたように解釈されてしまったのです。

 

原作者の東村アキコさんは、女性同士のケンカを『ドロドロした真っ黒い沼に落ちていくような感覚』と表現しています。

 

実は、以前『おまけ』コーナーの中で、「私は女子に対しては小心者(意見を言えない)」と語っていた時がありました。(第3巻の『おまけ』より)

 

東村アキコさんにとっても、何か印象深いケンカがあったのかもしれません。

 

第17話『なめあい女』の感想

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『出典:マンガ東京タラレバ娘5巻』

女性同士の傷のなめ合いを表現した章となります。

 

確かに、香も小雪も傷だらけでした。

 

香は、元カレの涼ちゃんに部屋を綺麗にする『コロコロ』をプレゼントされます。

 

これを使って、髪の毛が落ちていない状態になるまで掃除しろ、というのです。

 

一方、小雪は不倫相手の丸井良男と温泉旅行に行くことを約束していましたが、妻の体調不良のためにドタキャンされます。

 

小雪は我慢ならず、ケンカ中だった鎌田倫子、香を旅館に呼びつけたのです。

 

似たもの同士の3人だからこそ、分かり合えることができたのです。

 

このとき初めて、『タラレバ』を言うことばかりが悪いことではない、と描かれています。

 

立ち直る勇気を与えてくれるのも、『タラレバ』の妄想なのかもしれません。

 

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第18話『招かれ女』の感想

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『出典:マンガ東京タラレバ娘5巻』

結婚招待状を、まるで不幸の手紙のように扱う悲しい章となっています。

 

20代の頃は積極的に参加し、「結婚とか早いねー」などと口にしていたにも関わらず、歳を重ねるごとに、他人のことを祝ってあげる余裕がなくなっていくさまを描いています。

 

参加しなかったことでご祝儀代が浮いた、というシーンまであり、どちらかと言えば主人公たちが悪役のような立ち位置となっています。

 

そんな中、KEYが「結婚式にいけば、いい出会いがあるかもしれないよ?」という台詞があります。

 

おそらく、これこそが東村アキコさんの伝えたかったことなのでしょう。

 

出会いの場に参加できるのなら、ご祝儀は安く感じるかもしれません。

 

第19話『未來予想図女』の感想

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『出典:マンガ東京タラレバ娘5巻』

かつて、思い描いていた未來予想図とは大きく異なっている・・・という経験は、誰にでもあることでしょう。

 

この章では、香と小雪について取り上げています。

 

小雪は父親に不倫がバレて、ついに決断のときが近づいてきます。

 

一方、香は妊娠してしまいます。彼女がいる男性とです。

 

衝撃的なラストとなった本章ですが、もちろん、ここまで波乱万丈の人生となってしまう方は少ないと思います。

 

それでも、子供の頃に思い描いていた『幸せな家庭』が、大人になると少しズレていることが多いのではないでしょうか?

 

これは間違いなく、理想と現実のギャップからくるものだと思います。

 

それを受け入れることが大人なのかどうか・・・原作者は、読み手に判断をゆだねているのかもしれません。

 

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