ドラマ化で注目が集まっている『東京タラレバ娘』。

 

その第1巻の各章で、原作者の東村アキコさんが何を思って描いているのか、考察していきます。

 

なお、個人的な考察のため、実際の解釈とは異なる場合もありますのでご了承ください。

 

また、第1巻の内容はこちらの記事で紹介しています▼

【東京タラレバ娘】マンガ第1巻のあらすじネタバレ

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第1話『タラレバ女』感想

ざっくり言えば、『タラレバ』という言葉を植え付けたかった章となります。

 

物語のヒロインである鎌田倫子は、同い年の親友の香や小雪と一緒に、女子会と言っては酒を飲む毎日。

 

酒のつまみに『タラ』と『レバー』を食べながら、「綺麗になれたら」「好きになれれば」などの『タラレバ』ばかりを口にしている現状を描いています。

 

『東京タラレバ娘』のコンセプトとなる話ですが、つまりは『女子会なんかをして夢見ている間は、結婚などできない』ということを伝えたいのだと思います。

 

これは、第1巻以降でたびたび登場する『おまけ』コーナーでも言われていることです。

 

青年KEYに「タラレバ女」と罵倒され、3人は初めて現状に危機感を持つのです。

 

第2話『タラレバ女と金髪男』感想

ここでは、もっとも恋愛の障壁となっている年齢が挙げられています。

 

「酔って転んで抱えてもらえるのは25まで。30代は自分で這い上がれ」

 

青年KEYのきつい言葉ですが、これは酔いに関する事実ではなく、30代の行動すべてに当てはまってしまう指摘なのです。

 

きつい言葉どころか、絶望的な言葉だと言えるでしょう。

 

また、かつて告白してくれた早坂ディレクターは、年下のアシスタントのマミと付き合うようになり、「もし、付き合っていれば・・・」と、結局『タラレバ』な考えをもってしまう30代をうまく表現しています。

 

家で1人寂しくコンビニ弁当を食べるシーンもあり、独身女性の切なさを随所に持ってきています。

 

もしかすると、『そんな30代女性には、優しくしてあげてほしい』というメッセージが込められているのかもしれません。

 

第3話『ハニートースト女』感想

ハニートーストを『すぐに崩れる』『もろい』という表現に使うのは、女性原作者らしい考えでしょう。

 

キャリアを積んでも、30代女性は時として仕事もうまくいかない、という章になっています。

 

脚本家の鎌田倫子は、モデルのKEYに「ドラマがダサいから出ない」と言われてしまい、監督とプロデューサーに仕事から外されてしまいます。

 

そして、もっとも衝撃的なのは、婚活お見合いパーティのシーンでしょう。

 

男性はおじさんばかりなのに、女性は20代の可愛い子ばかりがいる・・・それが現状です。

 

フリーターやニートが増える今の日本では、20代女性のターゲットは30代以上も範囲となっているのです。

 

30代で女子会ばかりしている場合ではない、ということをストレートに表現するシーンと言えるでしょう。

 

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第4話『貯金女と年下男』感想

年上女の武器は貯金、という悲しい表現がされた章といえるでしょう。

 

鎌田倫子と香、小雪の3人でエステに行ったとき、「これで結婚できるの?」という言葉があります。

 

『できねえよ』

 

鎌田倫子の心の声が読者の心に突き刺さります。

 

ただし、今まで何1つ30代のいいところを表現していなかった『東京タラレバ娘』ですが、ヒロインは第1巻の終わりに、青年KEYと一夜を過ごすという衝撃的なラストで終わっています。

 

人生、何が起こるか分からない・・・そう表現したようにも思えます。

 

しかし、これさえも、30代に起こりうる罠だと第2巻では表現されているのです・・・。

 

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